SSブログ

ピアノコンクール [チェロ]

人間ドックに行った後、時間があったので、ピアノコンクールを聴きに行く。
DSCF0214.jpg
















時間もないので、聴いたのは二人だけ。

●オシプ ニキフォロフ
W. A. モーツァルト ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
C. ドビュッシー 版画
J. ブラームス パガニーニの主題による変奏曲 Op.35 第1集
C. サン=サーンス/F. リスト/V. ホロヴィッツ 死の舞踏

●ロマン マルチノフ
W. A. モーツァルト ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
N. メトネル ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.25-2 「夜の風」

どちらもロシア人。
ニキフォロフさんの演奏は、技術で押した感じ。「歌」が私には聞こえなかった。ソロの曲は、「歌」のなさを自分でも意識した選曲か。
四重奏は、全然、モーツアルトに聞こえなかった。「ふわり」とした感じがない。
モーツアルトの四重奏が終わり、ピアノソロの曲になってしばらくすると、私の座席の後方で、寝息が聞こえてきた。

マルチノフさんの演奏は、比較的モーツアルトの音が聞こえてきた。この2者のどちらかが本選に行くとしたらマルチノフさんのほうか。
メトネルは最近よく弾かれるが、生で聞いたのは初めて。誰に似ているのだろう・・・。
今のところ、「また聴きたい」とは思えないが、楽しめた。
演奏の途中で、かすかにハウリング音が聞こえてきた。奏者も気になった模様。お気の毒。あれは何だったのだろう。


さて、モーツアルトのピアノ四重奏は、日本の奏者と協演する。
その奏者がすごい。

ヴァイオリン: 四方恭子、漆原敬子
ヴィオラ: 松実 健太、鈴木 康浩
チェロ: 河野 文昭、向山 佳絵子

コンテスト参加者のいまの実力ではとても協演させてもらえない凄腕たちばかり。
松実健太さんは、以前、教会コンサートで実演に接したことがある。
すばらしいヴィオラ奏者のひとり。

今日、二組の演奏を聴いたが、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの三人の弦楽奏者のほうがピアニストより明らかに格上の演奏。コンテスト参加者は、ここで落とされても十分の体験であろう。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。